家事が随分上達した息子
息子には、普段からかなり家事をさせています。

それは、息子が小学1年だった時の担任の先生の教えが大きいです。その先生が入学して最初の保護者会でおっしゃった言葉は、今も記憶に残ります。

「みなさん、お子さんにぜひ家の仕事を一つ任せてください。「手伝い」というより、家事を分担して、完全に任せるのです。その為には根気強く教えなくてはいけませんが。私は算数の教師なのでこんなことが気になります。子どもに

「真綿1kgと、鉄の塊1kgと、どちらが重いと思う?」

と聞くと、今の子どもは

「何言ってるの、どちらも同じ1kgでしょ。」


って言うんです。確かに間違っていません。でも、子どもたちの頭には数字しかないんです。日常生活の体験が豊富な子は、鉄は重いという頭があるので

「鉄の方が重い」

と言うのです。これは間違えたから悪いのではなく、実体験から起こる錯覚です。そのうち、大人になるに従って感覚と実態が結びついて、数量の大きさや重さなどのスケール感が身に付きます。

実は、算数でも国語でも、こうした実体験が豊富な子ほど、成長した時に数字上のことに惑わされず、正しい概念で把握できて勉強も伸びるのです。ですから、お子さんにはぜひ家事をやらせて、日常生活の経験を増やしてあげてください。」


というものでした。素晴らしい教えだなぁと思って、それ以来息子にはあれこれ家事を任せてきました。小1〜小5までは家族3人の朝食の準備を完全に任せていました。

・トースト
・ゆで卵
・レタス・トマト
・紅茶(リーフティー)

呼ばれたら椅子に座って食べるだけ、というくらいまでちゃんと用意させます。小学1年でもちゃんと教えればできるんですね。息子は学習障害なので途中から勉強は余りできなくなりしたが、家事は余り抵抗無くできるようになったので、きっと彼の人生の役にはたっていると思います。今は、頼まなくても風呂洗い、猫のトイレ掃除、自分の昼食作りくらいはやります。随分助けられています。


先週から年末の大掃除をやっていますが、今日は窓ふきの日。新しく建てた家は窓が多く、拭くのが大変ですが、今日は息子が外側は半分以上やってくれました。しかも、親が仕上げをしなくてもいいくらい、ちゃんとピカピカにしてくれています。WISC-IIIで作業性が良くない結果でしたから何をやらせても遅くて完成度も低い仕事が多かったのですが、いつの間にか成長していたようです。

あー、こういう仕事も完全に任せても大丈夫になったんだなぁと感慨深いです。もっと拭き残しや曇りが取れていなかったりするかなぁと思ったのですが、そんなことは全然なかったです。

うちは夫がうつ病で長く患っていて、全く家事をあてにできないので、息子が色々手伝ってくれると本当に助かります。しかも今日は自分から「何か手伝うことある?」と聞いてくれたし。日々成長しているんだなぁと改めて感じたのでした。



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【2008/12/20 22:25 】 | 息子の日々の話 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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